(症例)経結膜脱脂+脂肪注入(2022年5月30日改訂版)

東京(有楽町)の東京日帰り手術クリニックで金曜日に下まぶたのたるみ,クマを専門に治療しています形成外科・美容外科・眼形成外科の奥村仁です.

目次(経結膜脱脂+脂肪注入)

  1. 症例写真
  2. 手術適応
  3. 手術方法
  4. 術後ケア
  5. 術後経過
  6. 合併症
  7. 値段

症例写真

手術適応

眼窩内脂肪の突出・中顔面の陥凹が見られる症例の中で.眼窩内脂肪の突出の程度が中顔面の凹みに対して軽度で,皮膚の余剰がない人に本術式が適応します.
もっと詳しく知りたい方は,以下の記事を参考にして下さい.

手術方法

⑴麻酔
下まぶた 点眼麻酔+局所麻酔
脂肪吸引部 局所麻酔(+希望者は静脈麻酔の併用可(2万2000円別途かかります)
⑵切開
眼瞼結膜
脂肪吸引部・脂肪注入部 はカニューレを入れる穴があきます.
⑶手術内容
眼窩内脂肪を突出の程度に合わせて適量摘出
頬の陥凹部位に吸引した脂肪を注入
⑷手術時間
両眼で約100分

術後ケア

⑴術後処置

抗生剤点眼1週間,抗生剤内服3日
瞼に2日間テーピング
脂肪吸引部の包帯等による圧迫

⑵術後生活上の注意

○術後1週間は出来るだけ座位瞼を保冷剤・アイスノン・氷水を入れた袋等で冷やすようにすると腫れが強く出にくいです.
○洗顔・シャワーはテーピングを濡らさないようにして術翌日より可能です.術後3日目からはテーピングを外して洗顔可能になります.
○血流が良くなる行為(入浴,サウナ,運動,飲酒)は1週間止めてください.
○化粧は翌日から可能です.ただし術後2日間はテーピングしているので,それ以外の部位になります.
○コンタクトは1週間使わないで下さい.
○脂肪吸引部は1週間圧迫して下さい.

⑶術後診察

術後1週間,1ヶ月,3ヶ月,6ヶ月

術後経過

⑴腫れ(腫脹)
術後3日間(出来れば1週間)は,出来るだけ座位で患部を保冷剤,アイスノン,氷水の入った袋などで冷やす事により,腫れを抑えられます.術後1〜2日目がピークで,徐々に引き,術後1〜2週間程度で腫れが引きます.皮膚だけでなく,眼球結膜浮腫が1〜2週間でる事もあります.
⑵内出血(皮内・皮下出血・眼球結膜下出血)
内出血は範囲・量により変わりますが,回復するまで1〜2週間を要します.術後2,3日は目をあまり使わず,血流が良くなるようなこと(入浴,運動,飲酒など)を避けていただきます.
⑶眼の症状
涙に3日程度血液が混じる事があります.目がゴロゴロしたり,目ヤニや涙が多くなる事が1ヶ月程度でる場合があります.症状に合わせて点眼薬を処方致します.
⑷硬結
治る過程で,傷や脂肪注入した部分は1〜2ヶ月固くなった後に,3〜6ヶ月かけて柔らかくなって馴染んでいきます.固い時期は,瞼を触ったり,目を動かした時に違和感がありますが,柔らかくなるにつれて,気にならなくなります.

合併症

⑴術後出血・血腫
血液が皮膚の下にたまって盛り上がることを血腫(けっしゅ)といいます.術後出血・血腫の予防には,内出血の予防と同様に特に術後2,3日瞼を動かさずに,圧迫しておき,血流が良くなるようなこと(入浴,運動,飲酒など)を避けていただきます.
⑵感染
感染の予防に,抗生剤点眼薬を1日3回点眼し,抗生物質を内服して頂きます.
⑶リスク
切除量により突出の残存・陥凹がでるリスクがあります.脂肪注入の生着は個人差,部位差があります.

値段(東京日帰りクリニック)

両眼33万円(片眼のみは19万8000円)(税込)

○局所麻酔料金・術後内服・外用薬処方代を含みます.

○術前・術後(術直後,術後1ヶ月後,術後6ヶ月後)の目元の写真(上眼瞼のモザイクあり)はホームページ・ブログ・インスタ・学会・院内患者説明用の掲載にご協力頂いております.

○結膜脱脂は, 術中に座位で適量切除されているか確認していますが,とり過ぎると凹みが強くなったり,皺が強くでたりするので,控え目に切除しております.追加切除では,申し訳ありませんが33000円(税込)頂いております.

○脂肪注入は,生着率に個人差があり,悪い場合には追加の脂肪注入を半年後以降に行っております.

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